2011年6月9日木曜日

携帯電話

ブログ友達のKさんが先日ブログで取り上げたが、WHO(世界保健機関)は携帯電話を発癌物質に指定したそうだ。携帯電話の電磁波が能や聴神経に影響を与え、携帯ユーザーの脳腫瘍の発症率にかなり深刻な影響を与えるらしい。アメリカでは子供は頭蓋骨が薄いので、特に注意が必要としている。経済学者の池田信夫氏はブログで厚労省にリスクの調査を促しているが、マスメディアがこのニュースをフォローしている風情が無いところを見ると黙殺している可能性もある。

我が老夫婦も人並みに携帯は持っている。小生は外出する時いつもズボンのポケットに突っこんでいるが、歩数計として使用するのがメインで出先で携帯を使用する事は極めて稀である。婆さんは先日実家に行くとき持って行って、持ち帰るのを忘れ1ヵ月以上放置しっぱなしだから推して知るべしだ。娘夫婦は知らないが、中学生の孫2人は未だ持っていないようだが、そろそろ欲しがる年齢かもしれない。今度娘が来たら、この事を教えてやりたい。

常々思うのだが、歩きながら携帯で話している人がどうしてこんなに多いのだろう。
どうしてと言っても、それはそれなりの用事があるのだろうが、東京には忙しい人が多いものだといつも感心せざるを得ない。中には自転車に乗りながら携帯で話している小母さんもちょいちょい見かける。見ていて、こちらがハラハラしてしまう。池田氏によれば、放射能並みの危険な電磁波を頭に浴びせながら、尚且つ交通事故の危険まで冒して会話をしている訳だ。安全な場所で立ち止まって話しても差し支えの無い話に違いあるまい。

若い子(結構な大人でも)たちは、歩いている時も電車の中でも常に片手に携帯を持って身構えているか、メールやゲーム又はインターネットでも見ているのだろうか、携帯を覗き込んでいる。先日ドコモのある局で事故が発生して120万人かに影響が出たと報じられた。小生の携帯に影響があったかどうかは知らずに済んでしまったが、影響が大きくなるのは容易に想像できる。便利さを追求するのは人間の本性だから、携帯を重宝してお使いになっている人をとやかく言うつもりはない。

只、発癌物質と言う事になれば使い方を考えた方が良いだろう。政府は放射線被曝に対してさえ大甘なんだから、携帯の使用について何らかの規制なんかする筈もない。従ってこれも自衛するしかないが、孫が言う事を聞いてくれるかな?

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