2010年12月10日金曜日

冬来たりなば春遠からじ

先日強風が吹いた際に、近くの学校に沿った桜並木の葉が一晩で全て散ってしまって、用務員さんのお掃除も大分楽になったようだ。その脇を通って通勤しているのだが、今朝は青空がすっきりと見えて気持ちが良かった。なんとなく上を向いて歩いていたら、桜はどの枝を見てももうふっくらとした蕾実のようなものが沢山ついている。植物の代替わりとは上手く出来ているものと改めて感心した。

同じ生物でも人間社会は、枯れ葉がいつまでも枝にぶら下がっているようなものかもしれない。どこを見ても世代交代がうまくいかない訳だ。このところ同世代の友人に会うと、みな異常に元気だ。自分も頑張って長生きはしたいが、余り欲張るのは如何なものかと考えたりする事がある。

昨日はテレビで、女性の初産年齢の平均が29歳てな事を言っていた。こんな事では益々長生きをしなければならなくなる。皆もっと早めに結婚する事を考えるような社会にするにはどうすればいいのだろう?何処か田舎の自治体で、若い夫婦が住んでくれたら家を提供するなんて話を聞いた事がある。でも家があっても仕事が無ければ、どうしようもないか。

タイトルからしたらもっと別な事を書きたい気持ちもあったようだが、考えが纏まらず、枯れ落葉が余計な事を言ってしまった。

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