2010年4月27日火曜日

ゴールデンウィーク

今週はいよいよゴールデンウィーク入りだ。端午の節句前後特にわが故郷信州では気候が実に爽やかで気持ちが良い。勉強や仕事を一時休んで遊びまわるには正に最適であろう。古来我が国は正月と盆には家を出ていた家族が帰省して一家団欒の時を過ごすものと決まっていたが、近年はこれにGWが加わって機会が一回増えている。核家族化で一家が分散して暮らすケースが多いので悪い事ではない。交通機関が混みあって集まるのに一苦労だが、やむを得ないだろう。GWを地域ごとに分断して交通量の軽減を図るなんて愚は取らないようにすべきだ。

手前勝手な欲を言えば、普段利用しているJRの老人割引(ジパング倶楽部)がこの3大レジャーシーズンに無効になる。ただでさえ混みあうのだから暇な老人にはご遠慮頂く趣旨だろうが、この考え方はおかしい。利用者のニーズに老若男女の別が無いのだから、老人にだけ我慢を強いるのは如何ものか。若い人からすれば普段特権的なサービスを享受しているのだから、こんな時ぐらい若い人に譲れという理屈だろう。しかし僻みっぽくなっている年寄りからすると、「年寄り遠慮しろ」とあからさまに言われてしまうと「やっぱり!世界は若い人の物、もはや無用の員数か」と落ち込んでしまうかもしれない。

以上は一般論で小生が落ち込んでいる訳ではない。我が家は娘夫婦2組とも幸い都内在住なので、互いに比較的頻繁に顔を合わせている。勿論このウィークはそれぞれ旦那の実家に行ったり、我が家にも来るのだろうが全てを婆さんに任せ、小生は一人で遊びに行かせてもらう。例年ハイキングが多いのだが、今年は既に4回も山歩きをして一昨日も行ってきたばかりだ。流石に疲れて今度の連休は山歩きはしない事にする。かといって若い時のように急に海外にと言う気にもならない。昨日少し考えて、志賀高原で春スキーを楽しむことにした。

若い時からスキーは随分滑ったが、GWに滑るのは初めて。ここ数年毎シーズン志賀高原に行ったが、横手熊の湯方面は全くのご無沙汰だった。4月に入っての降雪が多いから雪崩に要注意の警告も頂いた。でもゲレンデは大丈夫だろう。リフトで横手山頂に登り、コーヒーでも喫しながらゆっくりと眺望をおさめるのを楽しみにしている。

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