2009年12月30日水曜日

下地島

今まで見たことも聞いた事もなかった島の名前を今朝初めて知った。1分に満たないニュースだったが小沢一郎の名前と一緒に出されるとやはり相当なインパクトだ。我が家でも「お早う」の挨拶に次いで真っ先にこの話題になった。普天間移転の問題はどこに着地するのかと内心不安を感じていたところに、先日小沢の名前が出てきた。「こんなきれいな海岸を埋め立てていいのか?」と。

「やっぱり小沢が乗り出して、ランディングポイントを探してくれそうだ」と少しホッとしていた所に今朝のニュースだ。小沢の発言はタイミングが相当に図られ、内容も慎重に練られているのかも知れない。

テレビ朝日の三反園が言っていた。「彼が発言する以上はいろいろな根回しがあってのことだと思います。5月に移転先を発表、6月から子供手当を支給して7月に参院選挙。」小沢は「根拠のない発言はしない」人なんだそうだ。先ほど自民党の石波が「下地島は勿論何度も検討したが、沖縄県民(屋良県知事)との固い約束で、あそこだけには軍事施設を持ってこない事になっている。」としゃべっていた。こちらは普天間移設が15年も店晒しになっていた理由なんか何一つ知らない。しかし小沢がそんな事を知らずに発言する筈もないし、三反園が言うように根拠のある発言であってくれることを期待したい。

新政権がスタートして約3か月、先日も少し書いたが明治維新の直後戊辰戦争が勃発した事を思えば混乱は少ないとも言える。それだけ自民党員は与党ボケで根性無しになっているのかも知れない。公明党はもっとひどくて単に権力にすり寄っていただけだから、3ヶ月経った今右顧左眄しているのが明白だ。但し与党側もマニフェストに拘りすぎたりするので少々心配していたのも事実。しかし予算編成が終わると、やはり政権交代の実が少しずつ見えてきている。正月休みに入っても政府の政治家は良く働いている。 

来年国会が始まると、又政治資金と言った瑣末な問題で苦労するのだろう。せめて日米関係を早く安定させてほしいものだ。

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