先週の金曜日で早々と得意先の挨拶を済ませて土曜日には年賀状も投函してしまったので、今朝は朝から事務所の片づけやら来年の小手帳などを準備、明日ちょっとした仕事を残すだけで比較的ゆったりとした年末となった。幸い夕べ雨が降って適度な湿り気がある所にお陽様が出てきたので暖かいのもありがたい。
振り返ればあっという間の1年で、世間一般には政権交代による混乱とか不景気とかで落ち着かないようでもあるが、個人的には落ち着いて振り返る事が出来るそこそこの1年だったような気がする。
一番のハッピーは昨年の暮れに3人目の孫が誕生して、すぐに正月早々母親となった娘が夫と主に勤務先の名古屋から東京に戻ってきた。この孫も先日元気で満1歳の誕生日を迎えた。昨日、23日義母の誕生会で撮影したこの子と従兄2人の3ショットの写真が送られてきた。大きい方は既に小学校6年と5年生、3人とも元気そうで明るい顔をしている。子供たちの笑顔がもたらす幸せ感は何ものにも代え難い。
しかし大きくなると祖父との付き合い方が大分変わってくる。昨年までは冬休みに入ると依頼があって映画に連れて行ったり、2月の連休や春休みにはスキーに連れていいたりしたものだ。ところが今年は孫のスケジュールが詰まっていて、お祖父さんとに遊んでもらわなくても結構と言う事らしい。スケジュールと言っても上の子のバスケの練習とか試合が主な理由で、勉強が忙しい訳ではないのが救い?
大きな病気になった者がいなかった事も良しとしなければならないだろう。とは言っても検査入院をしたりして医者への通院はかなり増えた。年末調整に備えるために医者と薬局の領収書を合計してみた。領収証の枚数が53枚あって、案の定10万円を6千円程オーバーしていた。金額的には10年ほど前胆石で入院して以来の事だ。半分は薬代なので毎月2回以上医者通いをしている計算になる。この傾向は今後ますます高くなるのだろう。健康保険でこの2倍強を補てんしてもらっている勘定だが、支払っている国民健康保険料の方が圧倒的に多い。未だ少しは国家に貢献していると安心する。
健康維持については益々気を使うようになっている。先ず酒を飲む機会と甘い菓子を食う機会が圧倒的に減った。医者からも言われている通り1日に最低でも5千歩は歩く事を心がけた。平均すると1日7千歩ぐらいではないだろうか。ウィークデイは極力2駅先の池袋まで歩いて昼飯を食いに行く事が習慣となりつつある。休日の水泳もかなり上達して、遂にクロールで連続500m一休みして合計1000mを無理無くこなせるようになった。加齢による障害はところどころに現われているが、これは仕方がない。快適に暮らすには日々の運動を心がけて行くしか無いだろう。
趣味も大分変化をした。一番はやはりスキーだ、若い頃と比較すれば滑る日数は比ぶべくもないくもない。例え1回1日であっても雪山への胸のときめきは変わらない。スキーは体力応じてコースを選ぶことが出来るので、未だ相当行ける事だろう。スキーに行く機会が減った代わりに夏山に随分行くようになった。今年は5月から先月まで毎月のように行った。夏山は晴天ばかりではない。土砂降りの時も何度かあったが、それも今になれば全て懐かしい思い出になっている。ゴルフは一度もしなかったが山歩きがこれに代わっている。これからは高い山歩きが減り里山歩きへと移り、更には平地で名所旧跡を廻る旅になって行くのだろう。
映画館に足を運ぶことが極端に減った。テレビの映画も殆ど見なくなった。読書量も随分減った。本を読み始めると眠くなってしまうので自宅では全く読まなくなった。大先輩から、「どんな人でも生涯に読める本は高々5千冊、だから良書を選んで読まないと損だよ。」と教わった。良書を選ぶつもりもないが、1年に50冊程度は読めるかと思っていたがとても無理そうだ。今月の10日に友人が推薦してくれたデイヴィッド・ハルバースタム「朝鮮戦争」に取りついたが2週間以上掛ってやっと上巻を読み終わった。碁会所の碁も一向に強くはならないが、毎度楽しむ事は楽しんでいる。
全ては歳相応の変化だろうが、もはや最大の快楽は睡眠で睡眠時間だけは確実に増えている。それと就寝の前後に布団の上と言うか布団にもぐったままもあるが、必ずストレッチめいた動きをするようになった。
2 件のコメント:
小林さん、私の場合は2000年から医療費を記録していますが、その年の医療費は25000円、その後年を追うごとにやはり増えており、今年は65000円となりました。
ただ殆どが胃カメラなど検診費用ですので、健康状態はまぁまぁかなと思っています。
takさん
これからはお互い健康維持が最大の課題ですね。
その為には転ばぬ先の杖で、検査費用がかさむのは仕方がないと思います。
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