2010年11月22日月曜日

紅葉狩り 箱根・金時山


20日の土曜日、前日の金曜日になると木曜日までの天気予報と打って変わった秋晴れの行楽日和との事。金曜日の夕方慌ただしく今年最後のハイキングの計画を立てる。行く先は前から思っていた箱根の金時山。上手い具合に金曜日の午後に、得意先の人から今まで歩いた事が無い道を教えてもらう。仕事から帰って直ぐに、教えてもらった通りの道順で電車の手配。小田急線の新松田から入って、タクシーで登山口迄。明神ヶ岳と金時山を縦走して、恐らく5時間一寸らしい。仙石原への降りと休憩を考えると、6時間半から7時間は見とく必要がありそうと判断。7時新宿発で帰りは4:47箱根湯本発の切符を手配した。

当日は早朝から快晴で、気温もさほど低くない絶好の行楽日和。7時の電車にはゴルフ客が多くて登山姿の人は少ない。新松田で降りる観光客も少なくて、タクシーで最乗寺に着いたのはまだ8:30。このお寺は小田原辺りでは2年参りでも有名なお寺だそうだが、立派なものだ。山門から本堂まででも結構な距離がある大きな寺だ。境内は杉の林に囲まれているが、本堂の周りは紅葉が綺麗に植わっているので美しい。未だ参拝客もなく空いているので、本堂にお参りしてから綺麗な境内でゆっくり準備が出来た。


縦走路は良く整備されていて歩きやすい。1時間ほどで最初の休憩ポイント神明水なる水場に到着。水も美味しかったが、相模湾を望む景色が良い。ここから明神ヶ岳山頂手前迄はすすき棚引く秋の道が続く。里山だから未だリンドウが沢山咲いている。山頂は広々して見晴らしも抜群。噴煙あげる箱根山は目にして、今居るのが箱根の外輪山だと言う事を初めて納得した。箱根から上がってきたらしい登山者が大勢もう弁当を広げている。ここから先の金時山はと見ると、これが遥か先に見える。背景に富士が見えなくてはいけないのだが、残念ながら雲の影だ。


未だ昼までは1時間もあるので、出来るだけ先を急ぐ。山頂から尾根道はよく見えたのだが、歩き始めると背丈を超える笹に隠れて展望がきかない。しかし旨い具合に約1時間で笹が途切れて一つのピークに到達、陽射しと共に富士が顔を出す。これ幸いにここで昼休み富士山を見ながら弁当を食べる。腹ごしらえの後は本日最後のきつい登りが待っていた。約1時間半後にやっと金時山に到着。富士山も絵のような姿を見せている。食事は途中で済ませているので、写真だけ撮って直ぐに下山、仙石原に3:20前に着いている必要がある。


帰りは紅葉を楽しみながら予定通りに仙石原に到着。箱根の紅葉は見事なものだし、観光客と車も半端ではない。渋滞は計算済みで帰りの計画をしていたので、バスの渋滞も気にならず箱根の紅葉を車窓から堪能した土曜の休日であった。

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